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2026-08-07 12:22:00

吠えても、咬もうとしても

 

「藤原さんが笑顔でいてくれたから安心しました。」

以前、お客さまにそんな言葉をいただいたことがあります。



その子は、他の犬が近くを通ると吠えてしまうことがありました。

緊張すると、前へ出ようとしたり、近くにいる人などに咬みのような行動が出ることもありました。


飼い主さんは必死です。


周りに迷惑をかけないように


これ以上悪化しないように


ちゃんとしなければいけないと



でも私は、その時も笑っていました。
もちろん、ご愛犬や飼い主さんを嘲笑っていたわけではありません。

その子が一生懸命「ちょっと怖いかも!」「どうしたらいいだろう?」と吠えながらも自分で考えているように見えたから。

そして飼い主さんもまた、一生懸命に愛犬のこと、周りのことを守ろうとしていたから。


だから私はまず、「困りましたね」ではなく、「出来てること、スッゴクありますね」とお伝えしました。

よく言われますが、犬の行動には理由があります。

吠えることにも

落ち着きがないのも


近づきすぎることにも



私たちはつい、「やめさせる方法」を探したくなりますよね。
私もついつい考えてしまいます。

確かに、「やめさせる」のではなく、危険を防ぐために、その行動を止めたり、起こりにくくしたりすることが必要な場面は、もちろんあります。

しかし、それだけでは足りなくて。
それと合わせて、本当に一緒に暮らすためには違う視点が必要だと私は思っています。

この子は何を見ていたのだろう

何が苦手だったのだろう


何が好きなんだろう


どんな時なら快適に安心して落ち着いていられるのだろう




そして飼い主さんにも聞いてみたいのです。



何が心配ですか


どんな時が一番しんどいですか

犬との暮らしは、いつも上手くいくわけではありません。

私も、自分の犬に

「もー!お前さんら😭!」

と言う日もあります。



けど、上手くいかない日があることと、犬を大切に思うこととは別の話ですよね。

私は、問題がない犬との暮らしを目指しているわけではありません。

犬にも人にも苦手があって当たり前。その苦手なことの種類や数はみんなそれぞれ。

困りごともあります。

独特な「好き」もあります。

落ち込む日もあります。

だって、犬の気持ちを全部理解できるわけでもありません。

それでも、

「分からないから終わり」でも、「あなたのことは全部分かる」なんて傲慢さでもなく

「分からないから、一緒に考えてみよう。」




そんな

分からないからこそ生まれる、その子のためだけの時間を

人も、犬もZONOWAで一緒に重ねていけたら嬉しいです。




20260805_110505.jpgお預かりを頑張ってくれたボルゾイさん。えらい!





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